パックラフトでソロの四万十川

+キックボードで、源流から河口まで辿った2023年秋の記録。

道具の紹介:その他キャンプ関係とかもろもろ

道具ネタつまんねーという弾幕が流れてきそうですので、そろそろこの記事で完結させたいと思います。 

まずはこれ。「パックラフトと関係ないじゃんこのハゲ」と言われそうですが、個人的には船、パドル、ライジャケ、あとコレ、位に必須のものとしておすすめしたい逸品です。この商品そのものは、日本のamazonでは比較的よさげなレビューが多めなものの、本家Mobvoiのコミュニティ掲示板では荒れに荒れて更新が止まってしまっているなど、某アップル製品なんかと比べるとちょっと素人さんにはおすすめできないアレがナニ的なものとなってます。しかしながら、

  • デザインを「シンプルグリーン」というのに設定
  • "TicHealth"をアプリ設定で殺す

という魔法の呪文を唱えるだけで、表示しっぱなしでも24時間以上、表示を消せば2日近く電池が持つGPS内蔵、簡易防水の1万円前半というイカしたスマートウオッチに変身します。あとは、

yamap.co.jpこのアプリをスマホとウオッチに入れておけば、いちいちスマホを開かずとも即腕もとで現在の位置が確認できてしまいます。実戦では、最初YAMAPのおすすめに従い航空機モードにしてオフラインで使用したものの、一日たっても半分もバッテリー消費しないため、次の日からはふつーにスマホとつなげっぱなしで使いました。なぜか、YAMAPは山の地図のはずなのに、釧路川に関しては簡易的に川地図の情報も提供しているようで、主要な瀬や発着地点もちゃんと載ってました。この武器があるおかげで、結構びびって臨んだ源流部の悪名高い「土壁」も、ほぼほぼドンピシャで位置を事前に把握することができましたよ。なにしろ、ソロで下る分には、いちいちスマホを開いて現在位置確認、なんてやってられないですからね。あー、あと、スマホに関しては念のため、常用のを1台アクアパックに入れ、さらにバックアップ用で古いのを1台、モバイルバッテリーも2万mAのものを持っていき、地図は別途印刷したものも持参しました。

 それから、テントについては太古の昔から3-4人用のものしか所有したことがなかったため、今回新たにソロテントを物色して、タイムセールでもないのに突然安くなった下記を購入。

 これと、適当にエアマットと、

ふるさと納税モンベルポイントで適当にゲットしたダウンシュラフ武装

webshop.montbell.jp

それから、調理器具関係は、飛行機でアクセスするとガス缶を持っていけないので、現地で容易に購入できるようにカセットガスが使えるこちらを利用。レギュレーター搭載で10月の釧路川でもそこそこ安心。実際、ローソンとかでふつーにガス缶買えました。

ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310 シルバー

ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310 シルバー

 

 その他、四角いコッフェル、電池式ランタンやヘッドライト、ダウンジャケット、傘など。いやー、これらがすべて、前回紹介のホグロフスの60リットルに入ってしまうなんて、隔世の感があります。その昔、学生の頃、真冬の時期にヒッチハイクで埼玉から長崎まで旅行したことがあったのですが、その時は70リットルザックにキャンプ道具一式つめて、まずザックの半分が寝袋とテントで埋まってしまって、たしか重量も体重計に載せてみると30kg近くあった記憶があります。今回の一式には、キャンプ道具に加えて船関係一式も含まれて、空港の手荷物預けで測ったら13kgでした。こういうのって、進化していないようでいろいろ進化しているものなんですねえ。