パックラフトでソロの四万十川

+キックボードで、源流から河口まで辿った2023年秋の記録。

道具の紹介:その他パックラフト関係

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あまり道具のウンチクばかりたていると、肝心の川下り部分の記憶がどんどん劣化していきますので、そろそろ速度を上げてなるべく簡潔に済ませてまいりたいと思います。本日の紹介は、パックラフトにまつわるエトセトラなグッズです。

まずはこれ、パックラフトを軽量にすると、ついついパドルも軽量化したくなりますよね? ならないですかね? ということでいろいろ物色したのですが、国内販売品ではいいのがなく、米国amazon.comの国際発送対応のものを選びました。なんと送料まで含まても$60しないというお買い得品。

a.co同じくアドバンスドエレメンツのインフレータブルについてきたキャプテンスタッグのパドルなんかと比べると、笑っちゃうくらい軽いです。これが日本で流通しないのは、まだまだパックラフトやその他簡単に持ち運べる船のたぐいを、背負って移動するという旅の形の認知度が上がってない、ということになるのでしょうね。

 

 あと、荷物をつめるザックですが、当初前回で紹介した動画の外国人さんのように、ふつーの山用ザックを考えていたのですけれども、その実、荷物を背負って歩く距離は長くないだろうという結論に達し、軽量コンパクト性を重視してこちらのものにしました。実際はどうだったかというと、船につける分にはひもを通す部分が多くて絶妙だったのですが、一方で思ったより歩くことになり、ちょっと微妙かなといったところです。船とは、100円ショップで購入したカラビナ&バンドで適当に装着しました。

 

 

 で、このホグロフスは防水でもなんでもないので、内側にこの格安巨大防水バッグを詰めて内防水、さらに船に装着時にはホグロフスに丸ごとかぶせる70リットルクラス用のザックカバーを使用しました。

 

   悩んだのが靴まわり。どうしても川にアクセスするまでと、船に乗ってからの2足を用意せねばならず、さらに10月の釧路川でサンダル素足も厳しかろう、ということで、スポーツサンダルの下にこの靴下を履いてみました。上記レビューにはカヌーで使っててぜんぜんしみてこない、みたいなことが書かれてますが、私の使用条件下ではまったく効果なし。即中まで水が貫通してきた上、一度濡れるとなかなか乾かないという最悪なものでした。後半はあきらめてはだしでした。

 

  むしろ、アクセス用に履いていったこちらのほうがマリンシューズとしても兼用可能ということで十分速乾性もあり、これだけで十分だったのではという気もします。

あとは、当然必須となるライフジャケットに、大昔から使用しているICIスポーツのだっさいもの、購入時期&価格不明。あとノースフェイスのゴアのカッパ、ティンバーランドの厚めのフリース、100円ショップのゴムコーティング手袋、モンベルのタイツやトランクスなどを用意し、基本沈する前提で臨みました。まあ一番沈する可能性のある中流域をパスすることになってしまったので、実際にはほとんど沈をする要素なんてなかったんですけどね。そうそう、手袋は途中で面倒になってつけなくなってしまったのですが、思っていた以上に10月の晴れた釧路川は低温&乾燥で、帰ってきたらものすごく両手が手荒れしました。油断しないできちんと手袋を装着したほうがよさそうです。